世界に誇る木工芸(寺院)
 我が国は、古くから木材建築が盛んである。仏教伝来と共に、寺院の建築工法も伝わってわが国
の風土に適した建築が発達してきた。時代を経るごとに、寺院には繊細な装飾を施すようになって
きた。その技術は、伝統として受け継がれ、磨きのかかった素晴らしい工芸に発達している。寺院
の工芸は、一つ一つが手作りで素晴らしいものが多い。これらの技術を受け継ぐ者は少なくなって
きているといわれている。
 寺院を観察すると、素晴らしい工芸を見ることができる。それらの作品は、経済的な理由で手入
れが行き届かず、残念ながら朽ち果てようとしているものもある。それで、八十八ヶ所を中心に、
外部から見ることができる寺院の工芸品を写真に撮りまとめることにした。
いろいろな桁隠
いろいろな飾瓦
写真・資料 四国八十八ヶ所を中心として 渡部英綱